伊香立の家 – 大津市

住まいのコンセプト

施主ご夫妻はお母様と同居される3人家族。先祖代々この地に住み続けておられますが、以前のお住まいが「急傾斜危険地域」に指定されたため、田んぼを埋め立て新築することにされました。
集落のお付き合いなど様々な場面で必要となる二間続きの和室や、子供さん家族が遊びに来られた時用の部屋等を配置し、3人家族とは思えない大きなお家となりましたが、集落の景観にはしっくりなじんでいます。
前の家は暗くて寒いという不満があったので、今回はリビングに大きな吹抜けを設け、2階の窓から入る光が家の中まで差し込むよう工夫しています。大きな空間には蓄熱暖房機と床暖房を設置し、冬の寒さに対応しています。夏は暑い空気が吹抜けを通って、二階の高窓から抜けていくよう計画しています。どっしりとした梁・柱が昔の家の面影を残します。(設計士:市川由美子)
広いリビングの奥まで光を入れる吹抜けの高窓
格天井と飾棚でお客様をお迎えするしつらい
2階個室
二間続きの和室。雪見障子を通して庭を見る。

設計期間2008年6月から2009年1月
工事期間2009年2月から2009年11月
構造規模木造2階建て
床面積1階:159.50㎡  2階:65.97㎡
延床面積:225.47㎡(68.2坪)
仕上げ屋根・・・日本瓦葺き
外壁・・・土塗り壁の上杉板張り、一部漆喰仕上げ 
内部床・・1階:桧板張り 2階:杉板張り
内部壁・・1階:シルタッチ塗り
      2階:同上
天井・・・1階:Jパネル表し 、和室:竿ぶち天井 
      2階:杉野地板表し